自分の理想の家、住みたい家は現実に添うモノなのか

理想の家、住んでみたい家は皆さんそれぞれあると思います。
私の場合ですと、天井が高く空間が広々としていて、視界的にもゆったりとした家。
窓の外には豊かな自然が広がり、大きな窓に向けて取り付けた室内のブランコから四季の移り変わりを楽しむ。他にも諸々と書ききれない程です。

しかしながらこれらが実際の家となるとなかなか難しく問題が発生してきます。
天井の高い広々空間だと冷暖房の効き具合が心配になって来ますし、豊かな自然に囲まれ過ぎると害虫問題、害獣問題にも気を配らないといけなくなります。
ですので、結局のところメンテナスが比較的簡単で、そこそこ市街地でと絞り込むと、ありきたりな家となってしまいます。

つまるところ、家を建てる時にこだわる事が出来るポイントというのはそう多くないのかもしれません。

我が家は注文住宅を建てました。里山が近い、長野の田舎で自然素材をふんだんに使いながらもメンテナスを考えた注文住宅になりました。
しかしながらこちらの気持ちは十分に聴いて貰ってからの結果ですので、満足しています。理想よりも現実なのかもしれません。

家づくりは人生の中でそう何度も経験する事はありません。ですので、どうしても欲張ってしまいがちですが、家づくりはつくってお終いではありません。建てた時がスタートなんです。後々のメンテナンスも考慮しつつ、理想の家に近づける事が出来たら、、そんな素晴らしい事はありませんね。