子ども逹が巣出った後の暮らし方

子ども逹二人がいつか家を出ていくことは考えなくてはなりません。

夫婦二人きりになったとき、残された子供部屋をどう使うか、はじめから視野にいれ注文(設計)するのです。

隣り合った二部屋の壁をクローゼットと本棚を背合わせにすることで、壁をたてずに仕切ることができます。クローゼットは本棚より奥行きが必要なので、手前の部屋のクローゼットはもうひとつの部屋の本棚と背合わせにします。

どちらの部屋に立ったときも、壁に向かって左手にクローゼット、右手に本棚があるイメージです。天井から床までしっかりとはめ込まれているので、耐震性などもばっちり問題ありません。

子ども逹が巣立ったあとは、このクローゼットと本棚を取り外し、大きなワンルームとして使うことができます。背合わせになっている片方だけを残せば、収納も十分です。

まぁ、子ども逹がいなくなってしまったら、ただでさえ寂しくなるのに、そんな広い部屋が増えても、がらんとするだけかもしれませんが・・・。

せっかく家を建てるなら、簡単にリノベーションができる注文住宅ならではの設計で家づくりをすることで、何十年経っても暮らしやすい家になります。